スイッチのタッチパネルが動かなくなった?それってゲームカードスロットの故障かも!
スイッチのタッチパネルが動かない時、普通なら「タッチパネルが壊れちゃった!」と思うでしょう。
しかし実のところ、タッチパネル自体にダメージがなくてもタッチ機能が壊れてしまうことがあります。
今回はスイッチのタッチが効かなくなった時に疑わしいポイントを解説します。
ゲームカードスロットが怪しい
スイッチのタッチ機能は、最も人の手が触れ易い画面の外側の透明の板にデジタイザがついています。
そのデジタイザは指やタッチペンからのアナログな入力をデジタル信号に変換しスイッチ本体の基板へ伝えるのです。
信号が通る道にはさまざまな部品が間に挟まります。
その一つとして”ゲームカードスロット”があります。厳密にいうと”ゲームカードスロットアセンブリ”でしょう。
ゲームカードスロットアセンブリは画像の左側矢印部分にてタッチパネルからの通信ケーブルを受け止めるコネクタが設置されています。
ゲームカードスロットアセンブリにあるタッチパネルを受け止めるコネクタが壊れていたりすると、タッチパネルから入力された信号が途切れて画面上にタッチの影響が反映されないというわけです。
ゲームカードスロットはイヤホンジャックも搭載しているので、イヤホンジャックが壊れた時も交換してみると改善する可能性があります。
タッチ機能は意外とすぐに直せる
タッチ機能を直すためには、いくつかの可能性の中から原因を特定し、故障しているパーツを交換する必要があります。
- タッチパネル
- ゲームカードアセンブリ
この二つがメインの故障の原因でしょう。
修理のためには、ゲームカードアセンブリは30分ほど、タッチパネルは2時間ほどあれば修理可能です。
数日待つこともなく作業完了することがほとんどなので意外と早いですよね。
※端末の状態などにより仕上がり時間は変動いたします。
自己診断で諦めない気持ちが大事
最近よくあるご相談で、自己診断をしてスイッチ修理キットを購入して直せないパターンに陥ってしまうというお話を耳にします。
故障箇所を決め打ちしてパーツを購入してしまうので、故障パーツのアテが外れてしまうと購入したパーツが無駄になってしまいます。
それに分解修理にはトラブルや危険がつきものですので、軽い気持ちでやってしまうと後悔してしまうかもしれません。
お困りの際はぜひ、プロの私たちにお任せください。