今年も夏がやってきました。

連日30℃を超える気温で、海や川、プールなどの水辺に行かれる方もかなり多いのではないでしょうか。

そんな中、特に注意して頂きたいのが水没故障。

思い出に残したりシャッターチャンスを逃さない様にと、携帯を持ち込んで入水される方もきっと多いでしょう。

しかしその行為は最悪、データが消えてしまう事もある恐ろしい故障の原因に繋がってしまう可能性があるのです。

こちらのiPhone、よく見るとレンズ部分が水蒸気のようなもので曇ってしまっているのがお分かりでしょうか。

これはいわゆるiPhoneが水没している状態で、内部に侵入した液体がその内部で蒸発した結果、この様にレンズ部が曇ってしまうのです。

一見すると、水没してしまったのはレンズ部分、つまり背面カメラ周辺だと思われるでしょう。

しかし実際に内部を開いてみると全体に液体が広がっている…なんて事がかなり多いのです。

レンズというのはいわずもがな透明なパーツなので、その位置の内部の状態を確認する事が出来ます。

その為、水没などの内部故障や内部に入ったほこりなどの異物がその箇所に溜まった場合、その部分だけに異常が発生してしまっている様に見えてしまうのです。

ですので、レンズが曇ってしまった際はその箇所だけではなく、内部全体に液体が広がって水没してしまっていると考えるのが良いでしょう。

水没故障というのは、データの破損や起動障害が発生してしまう事もあるとても厄介な故障のひとつです。

少しでも水没の疑いがあるのであれば、早急に修理店などに持ち込んでご相談されることをおすすめ致します。

幸い、こちらのiPhoneは軽度であった為、起動上に問題はありませんでしたが、それでも今後の動作には十分注意が必要です。

この季節だからこその故障内容なので、せっかくの思い出が最悪な思い出にならない様に正しくiPhoneを使用しましょう。

それでも水没の疑いがある場合は、スマップル大宮店にご相談下さい。

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