有機ELの焼き付け問題とは!!
iPhoneの有機ELディスプレイモデルをお使いの方も大変多いと思います。iPhoneだとXシリーズ以降、X、Xs、11Pro、11ProMAX、12、13シリーズとなります。この有機ELディスプレイモデル大変画質の良いものとなっておりますがデメリットもございます。それが画面の焼き付けです。
有機ELディスプレイ特有の問題というわけでは、ございませんが特に有機ELディスプレイでよく目にする症状になります。
焼き付けとはなにか
焼き付けとは有機ELディスプレイの発光する素子(画素)が劣化したことにより発光が弱くなりだんだん暗くなることで発生する現象です。有機ELディスプレイの画面の素子からRGB(赤、緑、青)を発光させており素子に電流を流すことにより発色させております。
電流を流し続ければ当然素子が劣化していき焼き付けとなるのです。
有機ELディスプレイは焼き付けするなら液晶ディスプレイの方がいいの?
確かに有機ELディスプレイの方が焼き付けしやすく、画面交換までの時間は液晶ディスプレイより短いといえます。しかし有機ELディスプレイは液晶ディスプレイと違いバックライトが存在しないため、軽く、そして電力消費が抑えられており更に画質が液晶ディスプレイと比べて鮮やかなことが上げられます。
・なぜ有機ELディスプレイの方が鮮やかなのか
液晶ディスプレイは有機ELディスプレイと違い素子がRGBの発光をしておりません。代わりに液晶という物質に電流を流しRGBのカラーフィルターをシャッターで開け閉めしバックライトからの光を受けて色を表現しております。
いくら、シャッターでカラーフィルターを閉じたとしてもバックライトは常に全体を明るく照らしております。ですのでシャッターから漏れ出た光が混ざり色がぼやけてしまうため、画質の低下に繋がります。
対して、有機ELディスプレイは1つの素子に電流を流しRGBを表現しているためバックライトが必要としません。ですので光が混ざらず色が鮮明に映るのです。
特に黒色を見てみたら分かりやすく、液晶ディスプレイはバックライトの性質上常に白い光が後ろから照らしているため、白身の強い色となりますが有機ELディスプレイはバックライトがない分黒色が鮮明に表現できます。
・焼き付けは直らないのか?
基本的には直りません。帯電の影響による一時的な焼き付けは画面を暗くし時間が経てば薄くなっていきますが、素子の劣化は画面の故障を同じ為、画面交換をすることでしか直りません。
焼き付けを起こさないためには
焼き付けを完全に防ぐ方法はありませんが、遅らせることは出来ます。焼き付けの起こる原因が素子による劣化のため、そもそも劣化を促進する状況にしなければ大丈夫です。
例えば画面をダークテーマにしてみるとかですね、ダークテーマにする事により素子の発光を抑える事ができるため、素子の劣化を遅くすることが可能です。
もう一つは画面の明るさを少し暗めに設定することです。光を弱くすることで素子の劣化を遅らせます。
焼き付けが出て気になる場合はスマップル大宮店へ!
スマップル大宮店では有機ELディスプレイの交換も請け負っております。(有機ELディスプレイモデル対応機種のみ)焼き付けは、画面の素子の劣化が原因です。ですので画面を新しくしたら素子も新しくなり、焼き付けはなくなります。
最短30分から交換できますので是非お気になる方はご来店くださいませ!!
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